今日は家内が毎日書道展で入選したので上野の東京都美術館に行ってきました。
書道って素敵ですね。
2024年からNISAが拡充されるため、NISA枠をどのように活用すべきかという話しが多く語られています。その中で、新NISAでは枠は投資元本で決まるため、「投資信託で利益が再投資された場合は追加で非課税枠を使用せずに運用元本が複利で膨れていくことと比較し、高配当投資のように配当を受け取って、それを再投資してNISA枠を使う場合は非課税枠をその分使用するため非効率」というような意見も多いように見受けられます。果たして本当にそうでしょか?
投資は自己責任ですし、各人の考え方は違って当たり前ですので正解がある訳ではありませんが、この投稿を読んでいただければ、より皆様のライフステージにあったNISA枠の活用方法がわかると思いますので、最後まで読んでいただければ幸いです。
三井住友銀行の新サービスOliveを使ってみましたので、気づきを共有します。私は三井住友銀行はメインんとしては使っていませんので、メインでない方にとって、このサービスを申し込むか、申し込まないか、参考にしていただければと思います。
先ずは、Oliveの携帯のアプリでは、クレジットモード、デビットモード、ポイント払いモードの3つが切り替えられるというのがウリです。なるほど、切り替えは容易ですし、カードは一枚持っていれば良いという点ですっきりしています。
とは言いながら、タッチ決済で5%還元されるのはクレジットカードモードだけですので、クレジットカードを持っていれば、デビットカードの出番はないと思います。実質的には、「クレジットモード」と「ポイント払いモード」が切り替え可能で、カードは一枚で良し」ということかと思います。
ポイント面では、まだVポイントの対象店舗はそんなに多くはありませんが、コンビニ、ファミレスをよく使う方であれば、タッチ決済で少なくとも5%還元は得られますので、使い勝手は良いようです。最大15%と言っていますが、三井住友銀行をメインで使っていない人は5%と思っていれば良いと思います。
私はあまりコンビニを使う派ではありませんが、コンビニやファミレスを使う場合は、Oliveを使うことにしています。
三井住友銀行本支店のATM、三菱UFJ銀行店舗外ATMの手数料が、時間外を含め、いつでも何回でも無料ですし、他行あての振り込みも月3回までは無料ですので、手数料という意味では優れものです。私はメインではないので、ATMから手数料を気にせず気軽に引き出せるところは満足しています。
SBI証券については、ポイント重視の場合は連携させることも意味あると思いますが、私はSBI証券口座は持っているものの、他の銀行(ネット銀行)と連携して使っているので、興味はありませんでした。これもおまけ程度のメリットだと思います。
もともと私のようにサブ口座で三井住友銀行を使っている方は、コンビニ、ファミレス用のタッチ決済や、ATM引き出し用のおさいふ替わりに持つ分には、カード一枚で邪魔にもならないので、Oliveの契約をしておくことで良いと思います。私の結論としては、小銭入れ代わりにOliveを持っておくというところです。
ただし、Oliveのサービスは今後積極的に拡充してくると思いますし、来年度のVポイントとTポイントの統合の話しもありますので、本当の評価はTポイントとの統合を見てからになるのかと思います。
先日、年金生活者の母と一緒に証券口座を開設している大手証券会社に出向いて相談をしてきました。
母は年金生活者ですが、祖父と亡くなった父から受け継いだ有価証券があり、毎年お小遣い程度の配当金をもらっています。年金以外の所得もほとんどないので、今までは所得税は総合課税で配当控除を受け、住民税は不申告として、源泉徴収税の還付を受けていましたが、来年度はどう申告したらよいかを確認するための面談です。
某大手証券会社に面談を実施するまで、また面談を実施した感想を以下に記しますが、同じ悩みをお持ちの皆様のご参考にしていただければ幸いです。
昔は土曜日に自宅に来ていただくということも普通にあったように記憶していますが、今は個人情報の持ち出しが出来ないという理由で、自宅に来ていただくようなお願いはできないようです。したがって、某証券会社に面談の予約を入れ、私の休みもあわせ、こちらから証券会社に出向いて相談することになりました。
面談を効率的に行いたいので、相談内容は今年以降の確定申告に関することであること、専門家としてのアドバイスを頂きたいことを伝えた上でアポを取りました。
今回はリアルで訪問することとしましたが、同証券会社の支店も家の近くにある訳ではないので、Zoomを活用してオンラインでも良いので相談に対応してくれるとありがたいなぁと感じました。是非、改善されると良いと思います。
当日は少し早く着いたのですが、担当者があいていたのか、早めに面談に応じていただけました。ただし、実際に面談趣旨を伝えていたにも関わらず、税務の知識がほとんどない担当者でしたので、証券会社側の人材も不足しているのかもしれません。
担当者の上司にあたる方も出て来ましたが、そもそも住民税不申告制度が今年から無くなることもご存じなく、結局、携帯電話で税務の担当者に聞きながら、私の質問に回答されていました。スピーカーフォンにしていただければ正確にコミュニケーションが取れるのですが、スピーカーフォンにはしていただけず、せっかく出向いて相談しているのに若干不安の残る対応でした。
面談する前にこちらの考えはまとめていたのですが、簡単に言えば、
「母の証券口座は相続で受け入れているだけで売買を行っているものではなく、しかも最初の相続発生時はバブル絶頂の1990年代で、実は一部の投資信託や株式には含み損を抱えたままになっていますので、今年からは受取配当金の額に従い含み損を抱えた投資信託などを売却しながら損失を実現して、配当収入との損益通算を行い、申告分離課税で確定申告することで配当の源泉徴収税の還付を受けつつ、住民税非課税世帯の所得に抑える」
ということなのですが、頂いたアドバイスは
「一般的にはその考えで大丈夫です」
ということだけでした。もう少し売却損を実現したあとの再配当先をご案内頂くとかか、証券会社としての専門的なアドバイスがありそうなものですが、若干期待外れの対応と回答でした。
最近、個人は大手証券会社よりネット証券が主流というのはわかる気がしました。手数料だけで見ればネット証券が優位ですし、わざわざリアルで面談をしてもあまり得るべき情報もないとすれば、大手証券会社の証券口座を維持するメリットが乏しい気がします。
今後はネット証券を解説して、少しづつ資産をネット証券に移管していこうと思います。また、そもそもNISA枠を使っていないことも時代遅れなので、ネット証券を解説する際には一部はNISAを活用するのがよさそうと感じました。
皆さんはどんな基準で証券会社を選んでいるのでしょうか?
大手証券会社も個人に力を入れるのはコスト的に見合わないのだと思いますが、いろいろな質問に対応いただける個人向けの証券会社があると嬉しいなと感じました。
投資の話しを聞いていると、「組合」ということ場に出くわすことがよくあると思います。匿名組合、任意組合、LLPと呼ばれる有限責任事業組合とか言った具合です。この投稿では、「組合とは」を知ることで、組合契約をする場合の留意点がわかり、投資話しを聞く場合の基本的な知識が身に身に付きます。
簡単に言えば、大きなものに投資するとき、一人では資金が足りなくても複数の人が集まれば投資できる場合があると思います。こうした場合に組合を使うことで、多くの資金を集めることができることが組合を作る一番の目的です。一方、一人で投資をすれば自由ですが、多くの人が集まるので、そこには一定のお約束が必要になります。したがって、組合を作る場合は、組合契約を結ぶ必要があるのです。
何か事業を行う場合は、組合ではなく株式会社のような会社を作る場合もよくあります。そもそも会社を作らずなぜ組合設立なのでしょうか?
ここにはいろいろな事情が絡みますが、会社を作るのは決まりごとが多く複雑です。株主総会のような意識決定機関の機関設計なども定めなくてはいけません。会社の中でも合同会社は株式会社に比べればだいぶ自由に機関設計ができますが、それでも契約で自由に決められる組合には及びません。したがって、決まった事業を決まった出資者で行う場合、組合を作る方が柔軟に対応出来て、運営コストも安いというメリットがあります。
組合を作るもう一つの大きな理由は税制にあります。組合には法人格はありませんので、組合に直接課税されることはありません。これを専門用語でパススルー税制と言いますが、事業で上げた利益を組合員はそのまま受け取れるということが組合を使うメリットと言われています。
先ず大前提は、組合契約を結ぶ投資スキームは複数の投資家が提供した資金をプロが運用するという形をとっており、プロがやっていることに対する口出しは限定される契約になっていますので、資金を運用するプロが信用に値するかどうかは自分で判断しないといけません。その上で、組合の形態でも大きく、任意組合と匿名組合では大きな違いがあります。
任意組合とは、民法の定めに従い、複数の人が出資しあって共同の事業を営むことを約する契約形態です。基本的には出資する組合員自身が事業を行う契約形態になっていますが、実際にはプロに実際の事業を任せた上で、その結果に関し、利益だけでなく損失も任意組合員が無限に負担することとなり、債務があれば任意組合員全員が連帯して弁済義務を負うことになります。
一方、例えば、
であれば、投資先の不動産の実態の所有者として登記にも名前が載りますので、不動産の固有の税制上のメリットを享受する上では任意組合はよく活用されます。
匿名組合と聞くとあやしげなイメージが漂いますが、匿名組合とは、商法の定めに従い、匿名組合員(=投資家)が事業の営業のために出資をし、その営業により生じた収益を分配してもらう権利を組合員が得るスキームです。例えば、営業者と投資家との間において契約が交わされますが、出資先の不動産の登記などは営業者名になりますので、出資先の名前が出ないところが特徴になります。
しかしながら、任意組合同様、匿名組合も法人格はなく、例えば減価償却費などもそもまま出資者が負担することに加え、任意組合と異なり出資者は出資の範囲でのみ責任を追えばよいこともあり、パススルー税制を活用したファンドといった投資商品として匿名組合はよく活用されています。
LLPの最初のLは有限のLimited、次のLは責任のLiability、Pは組合のPartnershipになりますが、事業を行うための有限責任の枠組みとして有限責任事業.組合(LLP)が活用されています。主として事業を行うための組合ですので、仮に出資を検討するというのであれば、非上場株式に出資を行うことと同じように考えるます。ただし、例えば、余剰資金の運用先として出資を検討するのであれば、流動性が高い上場株式への投資を検討する方が手元資金確保の側面からは望ましいと思います。
今回は組合契約の特徴を見てきましたが、任意組合は無限責任であることを認識する他、組合契約自体は比較的に自由に内容を決めることが出来ますので、出資者に不利益な契約内容がないかは念のため専門家に見てもらうことが安全です。
投資は、さまざまなリスクを正しく認識したうえで、自分自身の判断と責任に基づいて行なわなければなりません。これが「自己責任」の原則です。組合を使う投資スキームはオーダーメードのスキームが多いため、一呼吸おいてしっかり検討を行うことが必要です。
私は最近ブログを始めたので、分からないことばかりですが、3回目の申請で合格したGoogle Adsenseの審査について感じたことがあったので、これから審査を受けようとする方向けに情報共有です。
私は初心者ですので、細かい技術的なアドバイスができる知識はありませんが、これから述べる心構えを参考にしていただければ、私よりは早く審査に合格できると思います。
これから審査を受ける方、頑張ってください。
ひとつの記事は2000文字程度、10記事程度溜まったところで申請しました。YouTubeなどでいろいろな方のアドバイスを確認して、見よう見まねで申請しました。結果は2週間後に不合格。「いくつかの点で準備が整っていない」ということで、何を直してよいのかわからず悩みました。
おかげさまでいろいろと良い記事の書き方はどういったものは勉強させて頂きましたので、初心者の私には良い勉強の機会でした。
しかしながら、「これを直したら大丈夫」と思えるポイントを見つけたわけではなく、2回目の申請はもしかしたら引っかかりそうなキーワードである「認知症」に関わる記事を削除したりはしましたが、「これで合格できる」という確信は無いまま再申請しました。
結局、2回目も「いくつかの点で準備が整っていない」ということで不合格でしたので、どこから直してよいか全くわからず、途方にくれました。
そこで、この際一からブログをちゃんを作ろうと思い、はてなブログはそのままに、心機一転、Wordpressで新しくブログを立ち上げ、そちらを本命にすることに決めました。
そんなこんなで、Wordpressでブログを作り直している間、はてなブログも若干気になる記事を修正して、だめもとで3回目の申請を行いました。
実は1回目も2回目も、申請した後、トラフィックが少ないとそれだけで不合格になると思い、はてなブログの中で一生懸命営業をかけ、PVを増やそうとしていましたが、3回目は「どうせダメだろう」と思い、無駄な営業はやめ、どちらかというと放置していました。
そうしたら審査合格。
自然な形で審査していただく、自分のサイトのPVが上がらなくても、それは自分の実力として受け止め、ジタバタしない、そうした心構えが審査合格の一番の秘訣であったようです。
ドタバタしないで、自然体で審査をしていただく、これが私が皆さんにお伝えできる審査合格の秘訣になります。
実際には何が不合格の原因か、合格の原因かはわかりません。ただ無理をして自分のブログをよく読まれているように見せても、Googleさんはお見通しということなんだと思います。
せっかく審査に合格したのですから、学びながら、これからも皆さんの役に立つ記事を書けるように精進したいと思います。
おかげで、関谷海光の部屋というブログをもうひとつ立ち上げることとなりましたが、これも訓練という意味では良い機会を与えて頂いたと思っています。
これからもよろしくお願いします。